アイマス番外編 Part2

本当は気が向くままに書きたい時に書こうと思っていたんだが、気が変わったので第二回をお送りします。
ちなみに第三回は元旦の更新で上げます。


期限まで切ってプランを変更したのは、ニコニコが丸一日もの長時間メンテナンスで動画が見れなかった時に、紹介系のサイトさんや色んなPのblogなんかを覗かせてもらって思うことがあったから。

こうやって紹介記事なんかを書いてるのって当然のことながら「趣味」なわけで、それに期限や予定を入れるのはやっぱねぇ? とか思ってたのね。
けれどふと気が付いたんだ。

Pの人達だって「趣味」でやってる。なのに期日を切ったりして、見たい人のために頑張ってる。
週マスなんかがいい例。
そこで思っちゃったわけですよ。俺はそうやって楽しませてもらった中で思ったままに書きなぐってるのに、書こうと思えば書けるものを「今はメンドイからw」ってだけで放置するのかと。
俺よ、それでいいのか?


ということで、需要なんざ知ったことではないけれど期限を切って書いてみます。
元々動画紹介をしようと思った時から変わってない「誰が気に入るかなんて知らない。誰かが気に入ってくれるのなら書こうじゃないか?俺」ってスタンス。



ちょー前フリ長くなったw
というわけで
○勝手にピックアップ ニコマスの「Only One」
第二回 えこP


えこP と言えば俺とニコマスの付き合いとしても切っても切れない、そんな俺的な唯一のPの中の一人だ。



えこPの何をもって「唯一」と呼ぶのか?


○発想
こらまた曖昧な一言ですねー、イカイカン。

発想・アイディア。
RidgerPの作品が「鳥肌が立つような気持ちよさ、美しさ」ならば えこPのそれは「わくわくドキドキする小劇場」

個人の発想は固有のもので、他の個人のオリジナリティというものは多少の差は有れ「自分」に刺激を与えてくれる。
ただし人はそれを他人へと直接に伝える手段を持たないので、「言葉」や「表情」「文章」「絵」「行動」等のさまざまな“ノイズ”を含むもので伝えるしかない。

こう書いているとマイナスにしか思えないのだけれど、面白いもので「言葉」「表情」「文章」「絵」「行動」などの手段は、時に意図した以上の「何か」を伝えたりする。実に興味深い。



って、ここは人間科学教室か!w


えこPの作品には「先の読めない何か」や「物語を感じさせるもの」があります。
そしてそれらは見ている俺たちに方向性を制約しない。
動画を見ながら驚いたり楽しんだりしつつも、自分たちのイマジネーションをも刺激してくれる。

また、「作風」といったものを感じない。とても自由な「発想」からくるその作品は、まるで玉手箱のよう




○技術
味気もなんもないですねw

前回に「シンクロ」と「演出」の関係を骨格と肉と比喩したけれど、今回それを乱暴に適用するならば「シンクロ」に当たる部分が「技術」で、「演出」に当たる部分が「発想」となります。


自由な発想・豊かな発想はそれ自体でも素晴らしいものには違いないけれど、技術による支えが無ければとても大きな“ノイズ”を生んでしまう。技術が足りなければ、発想を生かせないわけ。

逆にいくら技術が素晴らしくても発想が乏しい場合は、とても味気ないものになってしまう。
「骨格」と「肉」とかかっこよく書いちゃったZE☆ な〜んて思ってたけど、「二人三脚」と言った方がいいかなw


そして気付いた。俺、技術的なこと語れるの?w
まぁ・・・その、なんですよ。

やっぱりえこPは凄いんじゃないの!?(ぉい
実はそうでもないよ? ってのがもし有ればスンマセン。正直なところ、そこまでは分かりません。
いやね、開き直るつもりもあんまないんだけど、例えば野球で150キロのストレートと155キロのストレートなんて素人さんの俺から見たら「どっちも凄い!」んだ!
つまりまぁ、そういうことで。。。 一つ勘弁。





まとめようとしたら既に言っちゃってた気がするけど、えこPを「唯一」のと考えているのは「二人三脚」というところ。
とっても自由な「発想」と高い「技術」が、息の合ったタッグで作品を編み上げているところ。

どんな作品が次に来るか全く想像出来ない、けれども見ていて楽しくワクワクする。そして湧き上がるイメージ。
というところがただ一人。





例によっててきとーに紹介。





萩原雪歩 「私は忍者♡」
原点にして最高峰
この動画を初めて見た時の衝撃は忘れられない。
4/4という時点で、本当に何が起こっているかわからなかった。
まだ箱○アイマスも持っていなかったけれども、「普通では有り得ない」ということだけが辛うじて認識出来た。アイマス購入に踏み切った原因の一つ

今でこそ「どうすればそうなるのか?」という疑問は解けたけれども、自分でやろうとは思わないw マゾいよ!


菊地真 「魔法をかけて!」
真ファンの聖地
この頃の個人的な真の印象と言えば「男の子っぽい!」 ま、嫉妬も含んでたわけですがw
あの頃はMBFやポジティブ!! が真と雪歩 どっちが「裏」持ち歌か!みたいな謎論争がありまして・・・

そんな時期のこの作品。
真をシンデレラのように、女の子っぽい衣装で煌びやかにおどらせた。
こうさ、真ファンじゃなくても ぐっ と来るものがないかな?
悔しいほどにかわいくいて、「忍者」を作ってくれたのにどうして雪歩じゃないだ!ってそんな風に思った時期もありました。懐かしいなぁ


ロケットガール 高槻やよい 「GO MY WAY!!」
やよいゾーン
(RC)後だったかな? とにかくニコニコ市場が実装されたのと時期を同じくしてリリースされた作品。
考えられないほどの「切り抜き」を使って、ごまえーを楽しげにおどるやよい。
ニコマスファンだけではなく、沢山のニコニコユーザーが見ては衝撃を受けていた。
市場の「ごまあえの素」や各種やよいつながりの商品も楽しみの一つになっていた。つーか俺も必死に登録してた!w(やよい急須)

本当に後になってから知ったのだけれど、演出は「GO MY WAY!!」の歌詞のイメージにつながる。
スマン、それを知る前はもっと軽く見てたんだ・・・


秋月律子 「踵鳴る」
リッサンハカッコイイデスヨ
ニコマス外の人や、ニコマスファンのみならず律子ファンにも色々と波紋を投げかけた作品。
何をさておき見てもらうのが一番いいのだが、少しだけ。

一体誰がアイマスのキャラにリアリティを追求した表情で歌わせてみようと思っただろう?
一体誰がそれを1から作ってみようと思っただろう?
2次元のキャラを、更に一歩また2.5次元への道を。そしてこの曲を。
違和感があるのは当然のこと。だが違和感の他に感じるものは無かったかな? そう問いたい。












前回のRidgerPについての記事のあとで、ちょっといいな って思ったエントリーがあったので。
見る専の俺なんかよりも、よっぽど分かりやすいかもしれん?

http://kitsunep.blog118.fc2.com/blog-entry-65.html




それから最後に。
カズマさんの空から降ってくるのでで、取り上げてもらった所を読んでなかったら、こんなにすぐは書かなかったと思う。感謝!