人の心に響くものってなんだろ?

少し前に書いたにもかかわらず「いつか、届く、あの空に。」の投票が増えててニヤっとかしてました。

ンー、けどどっかで書いたような気もするんだけど出来れば
感動した。これはすごいよ!


とかの感想の方に注目してもらえるようにならないかなー? ってのが本音です。アタリマエだな

何かが違うのかな? と思って「いつかry」「最果てのイマ」「君が望む永遠」「THEiDOLM@STER」の自分の感想を読み返してみた。




なんだろう、情熱が足りないのかな?
情熱とかビミョーにカッコイイ言葉使ってる自分になえたwww

想いのほとばしり?
なんかそんなの。


「いつか、届く、あの空に。」の感想を書いた時は勢いが有ったね、間違いがなく。

勢いも出るっしょ?w あの時はまさに「我が怒り頂点なり!!!」ってな具合で
怒りもだけど、誰かにこの愚痴をぶつけたくてしょうがなかったのを覚えてる。

今読んでも、この時に俺が何を訴えたかったのかは伝わってきた。


対して「最果てのイマ」「君が望む永遠」

君望」はまぁ・・・仕方ない所もあるかなぁ、プレイ後数年経ってるし。
けれど「イマ」はプレイ直後に書いているはず。

読んでみたけど、あぁこれは別に大して受け取るものもないなー って感じ。


色んな所で言ってたりするんだけど、俺自身を分析すると『分析系』なのねw
言ってる事がちょっぴりアレな感じだが・・・

物事・状態・さまざまなモノを『因数分解』して見るのも好きだし得意だとも思っている。
分析大好き人間なワケですよ。


でね、そんな俺が「おお! これイイ!」って思ったものの感想・批評・レヴューなるものをしようと思ったら
やっぱり分解・分析して書いちゃうのね・・・

作品を感じ取る時には別に分析したり分解しながらではなく、「素」の自分で受け取っているハズなんだけど
それを文章にする時にはそういう器械的作業の風味?が強く出てしまうなぁと。


アレです、簡単に言うと「文章にするのがヘタ」なんですw

でもヘタだとしても書きたい!伝えたい!って想いはあるので、何とか見るに耐えるモノを書こうとするわけで
そうすると、分解・分析するのが良い。というか楽なのね。
器械的作業には、上手下手が出にくいから。


ただ「アイマス」のものは、こうなんか伝わるモノは有りますね。
やっぱりニコニコ動画で先にハマって、散々悩んでから買ってやった感想だけあって
「きっとどこかに同じように悩んでいる兄弟達」への熱い思いが詰まっているw




で、「いつかry」はどうよ?


ま、これも分解・分析してますわね。基本的には

ただその根底には、意思というか想いがある。
むしろ怒りとか憤りとか、何かにぶつけないとやってらんない! ってモノがある。

そう、基本的に自分は分析好きではあるけれど作品は「素」で見てるんですよ。

「先読みしちゃおーw」とか「裏設定ありそうだな!」とか色んな誘惑を抑えたりしながら
少なくとも最初の1回は予備情報とかも無しで、「素」でダイレクトにみているんです。
(たまにそれでも透けて見えちゃう悲しい作品もあるんだけどさ「この青空に約束を」とか・・・)


その「素」の自分は期待してるわけですよ
感動したり、燃えたり、萌えたり、驚かされたり、怒ったり(感情移入してねw)そういうものを

「いつかry」はそれをしてくれなかった。
というか、感性のままに見るには耐えられないノイズが多すぎた。

ぶった切りの展開であったり、説明無しで進む場面であったり(ご都合主義展開とも違う)
話に「入る」気にさせてくれない文章・展開。


そういうモノに対しての溢れる感情が、あの感想を書かせた
だから伝わってくるものはあると思う。
相変わらず分解・分析しているけれどそれだけじゃない、「俺」個人が見える感想になっていると思う。



あ、友達とかにも誤解されがちなんだけど
「鍵」とかの作品をわりと嫌っているからって「ご都合主義」が嫌いなんじゃないよ?

そういう作品はそれはそれで、「えーw ないわwww」とか「やっぱり生き返った・・・w でもそっちの方が美しくていいよね〜」とか楽しみ方はあるから。

問題は、それを「素」の自分に「魅せて」くれるほどに演出してくれているか?ってことだと思う。


エロゲーのライターは大役だ。
キャラクター・CG・声・BGM・ストーリー・シナリオ・エロ
これらはただのパーツだ。

ライターが、彼らが作る物語が
そのパーツに意味を持たせる。新たな価値をつける。

とある友達が昔こういう事を言ってた
ファイナルファンタジーさ、もう最近のはグラフィックに凝ってばかりでなぁ・・・もう魅力ないわ。
でもグラフィックとイベントはキレイだよねw そういうところはサスガだ。
だから、そこらへんを抽出出来る友達にやってもらってそれだけ見て終わりさ」

そういう事なんだろう。
物語に魅力が無くなった時に、パーツはパーツでしかなくなって大きく価値を下げる。
コンシューマーゲームで「絵買い」する人ってあんま居ないよね? エロゲーはあるけどw
ユーザーの方も多少甘いんだろうな〜 と書いてて思った。



そんなこんなで、俺自身の考えでは まずライターありき。
音楽だったらサントラ買えばいいしCGだったら画集買えばいいのです、ぶっちゃけ。

エロゲー、いや18禁ゲーとして世に出た以上は作品としてどこまで融合出来るか。
それはライター次第だと思うんですよ。
物語の薄くてもいい作品でも、テキストは大切だしネ