名作ってなんぞや?

よくお邪魔しているサイトの方のBlogでこういう話が出ていました。



人はどういう作品に出会った時に「名作」だと認識するんでしょうかね?


自分はそもそもシナリオ・ストーリー・テキストに重い評価を置いている方だと思います。
これが出来ていないと思った作品はこきおろしまくりですね。


最近だと「いつか、届く、あの空に。」少し前にやったものだと「CLANNAD


では、ライターが負っている部分が良ければ名作たりえるのか?

これはNOだと言いたい。
そんなにライターだけが見たいなら、ぶっちゃけ本を読めばいいのですw

PCゲーム、エロゲーサウンドノベル それらが優れている媒体であるのは
本では表現出来ない、演出出来ない事をやれるからです


シナリオ(文章全般)・音楽・CV・グラフィック・演出が全て高水準であり、且つ調和している

これが自分の考えです。
一つ一つの要素のクォリティは勿論のこと、それらの織り成すシナジー作品としての格を高めるのだと。



チームスポーツなんかも同じような評価が出来そうですね。

野球であれば、先発・中継ぎ・抑え・守備・打線・代打・監督・コーチ
どれもが良いチームを作る要素でありながら、一部が欠けてしまうと驚く程に全体の力としては弱くなります。
また全てが高い水準であってもあっさり負けたりするものです。
「投打がかみ合わない」とはよく言われる言葉ですね。


自分が大好きなゲームであるM;tG(マジック・ザ・ギャザリング)というカードゲームでもよくある話です。
遊戯王の方が分かりやすいのかな・・・でもあまりよく知らないのでw)

一つ一つのカードが優秀なものを集めたとしても、60枚の一つのデッキにした時に
それらがシナジーをもって結びつき「デッキ」として円滑に機能しないならば、それは弱いデッキになってしまうんです。



なんだか分かりづらいたとえになっちゃったかな・・・

ま、そんなこんなで自分が選んだ名作。

最果てのイマ」「君が望む永遠」「ひぐらしのなく頃に(全編)」「CROSS†CHANNEL」「SWAN SONG

批評空間の数多いレヴュアーの方々に比べればまだまだこなした作品も少ないのですがね・・・
積んでいる作品の中にはまだ見ぬ「名作」が埋もれていると信じたいものですが、これらを凌駕してくれそうな作品はそうそう出てこないんじゃないかなぁ?


いや、出てきてくれた方が勿論嬉しいんですけどねw